Sammy training studio

若者から高齢者まで元気になる健康体力運動百科

トレーニングの原理・原則

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私事ですが本日59歳の誕生日を迎えました!

これからも若づくりがんばります!(^^)!

節目の時は初心に帰ってこのテーマです。

トレーニングの原理・原則

トレーニングの3つの原理

1.過負荷(オーバーロード)の原理

トレーニングにおいて何らかの効果を望むならば日常体験している負荷よりも高い負荷
をかけなければならないという原理。

例えば、筋力を向上させたければ日頃よりも重たい物を動かす。持久力を向上させたけ
ればウォーキングのフォームを今までより大きく早く歩く・・・等々。

2.可逆性の原理

トレーニングで得られた効果はトレーニング継続中は維持されるが、止めてしまうと
徐々に失われていくという原理。

トレーニング期間が長ければ失われていく速度は遅く、短ければ早い。
長く継続していれば何かの事情でトレーニングを中断してもすぐには失われないが、短
期間で得た効果はすぐに失われるという事。

3.特異性の原理

トレーニングの効果は身体に課せられた刺激の内容によって特異的に向上するという原理。

マラソンの選手が水泳の練習をしてもマラソン競技自体の記録向上には役に立たないだ
ろうし、減量したい人が筋力トレーニングばかりしても効果が得られない。

運動の種類や動作の特異性を十分考慮するという事。

以上がトレーニングの3つの原理です。

当たり前のようですが根底にある大切な理論です。頭に入れておきましょう!

次に

トレーニングの5つの原則

1.漸進性の原則

トレーニングの強度、量、難易度は段階的に(徐々に)増加させていかなければならな
いという原則。

急激に運動強度を増加させたりすると、障害を起こす原因となってしまったり、モチベ
ーションを低下させたりしてしまう。

2.全面性の原則

ある体力要素を向上させたいのであれば、他の体力要素もできるだけ向上させなければ
ならないという原則。

体力とは色々な要素で構成させているので、できる限り全ての要素を向上させるのが好
ましいという事。(偏らず色々なトレーニングをしましょう・・・)

一般の方の健康づくりトレーニングでは筋力、持久力、柔軟性の3つをまんべんなく鍛
えるのが望ましい。

3.個別性の原則

年齢、性別、体力、生活環境、病歴、運動歴、性格等各個人の持つ特性に応じてトレー
ニング内容を考慮しなければならないという原則。

人間の身体は人それぞれ、トレーニングプログラムの作成においても10人いれば10
種類のプログラムが存在するという事。

4.反復性(継続性)の原則

体力も技術もトレーニングを反復し、継続しなければその効果は得られないという原則。

トレーニングの効果は長期間実施することによって、初めて目に見えるものとなって表
れてくる。
いくら優れた施設や指導者、トレーニングプログラムがあってもそれを継続しなければ
何の意味もありません。

5.意識性(自覚性)の原則

トレーニングを行うにはその目的を良く理解していなければならないという原則。

理論を熟知し自分の行っているトレーニングの目的をしっかり理解する事が効果の増大
をもたらす。また、目的を理解していないと傷害を起こす可能性も高まる。

以上トレーニングの3つの原理・5つの原則の解説でした。

当たり前のようでこれを知っているのと知らないのとでは大きな差があると思います。
ご自分と照らし合わせて身体トレーニングを有意義なものにしていただけたら嬉しいです。


原理原則を踏まえたオリジナルトレーニング指導が私のモットーです!(^^)!

 

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